うつを薬で治療する場合、抗うつ薬をメインに使用します。

抗うつ薬の特徴のひとつに、服用から効果が出るまでにタイムラグがあることが挙げられます。
 
服用後効果が出るのは早くても数日後で、効き目が完全に表れるのは2週間ほどかかるのです。
 

 
効果が出るのに時間がかかる反面、副作用は服用直後から出ます。
 
抗うつ剤の副作用にはつぎのようなものがあります。

口の渇き むくみ 眠気 便秘 発汗 鼻水 発疹 けいれん 吐き気 軟便

 
また抗うつ剤は、妊娠している女性に対しては特別の配慮が必要です。
 
妊娠する可能性がある場合も同様で、それまでとは薬の種類などを変えなければいけないケースがあります。
 

 
副作用が強く表れても、自己判断で薬をやめたり、服用量を減らしたりするのはダメです。
 
体調の変化の詳細を医師に話し、対処法は医師の判断を仰ぐ必要があります。
 
妊娠する(あるいは妊娠した)女性も同様で、薬やその後の治療法をどのように継続するかは、主治医と相談して決めましょう。