10ほど前に大流行した体感ゲーム「ダンス・ダンス・レボリューション(以下ダンレボ)」は、アメリカでも「ダイエットできる運動ゲーム」として注目されました。
体重を68kg減らした大学生もいます。
あまりにはまりすぎて、ゲームで使われている音楽が流れると空港で列に並んでいるときも思わずステップを踏んでしまう人もいました。
アメリカでは子供の肥満が社会問題化しています。
そのためカリフォルニア州ロサンゼルスでは、学校の体育の時間にダンレボで遊ぶことを義務付けたそうです。
休み時間や放課後でも自由に遊ぶことができる公立中学校もありました。(08年5月時点)
06年1月にはウェストバージニア州が公立学校全てにダンレボを導入するためのパートナーシップを、アメリカにあるコナミの子会社「コナミデジタルエンタテインメント」との間で締結しています。
ダンレボではエアロビクスのように全身を活動させます。その運動効果が着目され、ダンレボは日本のメディアにも盛んにとりあげられました。
この流行を受け、家庭用バージョンでは消費カロリーなどを計算し、記録するダイエットモード(海外ではワークアウトモードというそうです)が収録されているものがあります。
ちなみにこのダンレボのヒットが、発売元コナミがフィットネス事業へ進出するきっかけになったそうです。
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