夏場はたんぱく質、ミネラル、ビタミンを他の季節よりも消耗します。
 
暑さで食欲が減退気味になりますが、食べやすいからとそうめんなどのめん類の食事だけを続けていると栄養不足に陥りやすくなります。
 
ビタミンやたんぱく質が不足すると夏バテを招きます。

「夏は食が細くなるのでダイエットできて良い」なんてことをいう人もいますが、それで夏バテして体調を崩していては本末転倒です。
 
夏バテ防止食品といえば、何といってもウナギが代表的です。
 
ウナギはたんぱく質、ビタミンA、B1、B2、D、E、ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)、さらにはDHA、EPAと、多岐にわたる栄養素を含んでいます。
 
ビタミンCは含まれていないので、ビタミンCを含む果物や、パセリやブロッコリー、ゴーヤなどの野菜を一緒にとるようにすれば栄養的にはほぼ完璧です。
 
ちなみにウナギ料理につきものの山椒は、ウナギの消化を助ける働きがあります。胃がもたれやすい方は意識して山椒を多めにかけてみてはいかがでしょうか。
 
夏バテを防ぐポイントとしては、朝食をちゃんと食べることもハズせません。一日のエネルギー源となる朝食をしっかりとらないと、思うように活動できません。