緑内障にかかりやすい人 正常眼圧でも発症する

日本人の17人に1人は緑内障にかかると言われています(06年現在)。
 
緑内障により失われた視野は回復できません。緑内障は失明の原因として糖尿病網膜症と共に常に上位に挙げられています。
 
治療法が進歩しているとはいえ、注意すべき疾患であることは間違いありません。
 

緑内障にかかりやすい人には、次のような特徴が挙げられます。

・高齢である
・家族に緑内障を発症した人がいる
・強度の近視、あるいは遠視である
・暗いところで、下を向いて長時間作業をする
・糖尿病にかかっている

緑内障の怖いところは、自覚症状が非常に少ないことです。
 
また緑内障では「眼圧が上がる」とされていますが、緑内障なのに眼圧は正常値というケースも多いのでさらに厄介です。(下の記事をご覧ください)
 
急性の場合、頭痛や吐き気を感じることもあるので内科などを受診することもあるようです。
 
 
緑内障は早期発見が非常に大切です。
 
ある程度の年齢に達したら、年に1回は目の定期健診を受けておくと安心です。眼科では眼圧だけでなく、眼底の検査も必ず受けましょう。
 
 
緑内障が見つかった場合、眼圧を下げることが治療のポイントになります。方法としては外科手術、レーザー治療、内服薬、点眼薬などがあります。
 
発症の初期には点眼薬や内服薬を使って様子を見ることが多く、進行が進むようであれば外科手術などを行います。
 

眼圧と緑内障 失明の危険性は?

上の記事で「正常眼圧でも緑内障のケースがある」と紹介しました。
 
正常眼圧ならOKなのでは?と考えてしまいますが、正常値内であっても眼圧を30%低下させると、80%の緑内障患者の視野障害進行が止まったとの報告があります。
 
つまり”正常”であっても、眼圧の高さが緑内障進行の原因と考えられるのです。
 
 
緑内障は40代以上の25人に1人がかかるといわれています。
 
かなり高い割合ですが、もし緑内障だと判明しても、治療をちゃんと行えば進行は止まりますし、失明することもありません。
 
本を読んだり、テレビを見たりという生活も普通にできます。
 
「緑内障は失明の危険性がある」と報道されがちですが、これだけ高齢化が叫ばれながら、「緑内障で視力を失った」という方はまれではないでしょうか?
 
現代は対処法も進化しているため、早期に対処できれば緑内障で失明するリスクはかなり低くなっています。早めに見つけることが何より大事なのです。
 

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