このコンテンツではウソについての話題を2つまとめています。

「本当のことではない」ウソをつくのは無駄に頭をつかうようです。

嘘をつくと脳が活性化 つじつま合わせやら何やらで

アメリカテンプル大学医学部などの研究によると、嘘をついているときの人間の脳は、普段よりも多くの場所が活性化しているそうです。
 
ウソの話を続けようとするといろんなところに気を遣わなくてはいけません。
 
・話のつじつまがあっているかどうか
・相手の表情
・自分の表情やしぐさ
・声の調子

 
などを考えながら話すわけですから、脳は大忙しです。頭の中にあることをそのまま口にする、本当の話をする際との違いは歴然です。
 

 
嘘をつくと精神的ストレスで血糖値が上昇するとの報告もあります。
 
「本当のことを話しているなら活動しない脳の分野が活動している」
「食事もしていないのに血糖値が上がった」
 
といった検証が進んだら、確実性の高い嘘発見器が開発されるかもしれませんね。




「まっかなウソ」の由来

ちなみに、とんでもないウソのことを「真っ赤な嘘」といいますよね。
 
これは「あまりにひどい嘘なので恥ずかしくて顔が赤くなる」という意味ではありません。
 
ここでの「真っ赤」とは、本来「摩訶」だったそうです。「摩訶不思議」の「摩訶」ですね。
 
この「摩訶」とは、サンスクリット語で「大きい」という意味です。
 
つまり「大きな嘘」「大嘘」→「摩訶な嘘」というわけで、これがいつのまにか「真っ赤な嘘」になったんだそうです。