深い呼吸によるデメリットはあるのでしょうか?

呼吸のしすぎはダメ、というのはあるのでしょうか? 
 
別のコンテンツで少し紹介しているように、「呼吸法を身につけたことで、長い間悩まされていた病気が治った」という例は、いろんな資料で目にしました。

 
「ほんとかな?」と疑いたくなるほど身体、精神のあらゆる不具合が改善しているのです。 
 
 
かなりひねくれたところのある私は、「深い呼吸をするとたくさん酸素を取り込むことになり、同時に活性酸素も増やすことになって、身体によくないんじゃないか?」なんてことまで考えました。
 

 
しかし体内で利用される酸素のうち、活性酸素に変わるのは約2%だけなので、これくらいならメリットのほうが大きいのでしょうか。
 
 
「身体に良いですよ」「必要な栄養素です」と言われている事柄には、だいたいデメリット、あるいは過剰に利用することで起こる悪影響があります。
 
 
たんぱく質、脂肪、炭水化物ビタミン、運動など、どれも健康を維持する上で必要ですが過剰な摂取は身体に良くありません。
 
しかし、いくつか資料を読んでみても「呼吸をあまり深くやりすぎるといけません」などと書いてあるものは結局お目にかかりませんでした(極端なものを除いて)。つまり、呼吸に関しては「過剰」という概念が無さそうなのです。
 
 
これまでずっと、健康に関する記事には注意してきたつもりですが、「息のしすぎはダメ」という内容は、私は目にしたことがありません。例えば活性酸素などのデメリットを挙げた資料が無いのです。
 
 
「過呼吸症候群」という症状がありますがこれは全くの別物です。
 
過呼吸症候群は、ストレスなどが原因で呼吸が浅く、速くなり、空気を吸いすぎて体内に二酸化炭素が不足する症状なので、深く長い呼吸をすることが原因で起きる症状ではありません。
 
 
このへんの事情は、「水分」と似ていると思います。「水分はできるだけ摂りましょう」とはよく言われますが、「水分のとりすぎはだめ」という主張は少数派です。
 
夏場のガブのみは夏バテを招くのでダメ、体を冷やすのでダメ、くらいでしょうか。
 
 
(ここまで書いて気づきました)この「呼吸」と「水分」は「無くなったら死んでしまうもの」のトップ2です。
 
食物などの栄養素は、一週間くらい摂取しなくでも死んでしまうことはないでしょうが、この二つはそうはいきません。
 
 
特に呼吸は、ほとんどの人は数分も止めていられないでしょう。それだけ生命の根幹にかかわっているのです。
 
 
およそ2400年前、中国の荘子は「今の若い者は昔の半分しか呼吸していない」と嘆いたそうです。
 
 
現代の私たちはどうでしょうか。私の朝の気功呼吸法は、時々サボりながらも今のところやめることなく続いています。
 
 
ものすごく体調が良くなった、といったことはありませんが、デメリットは無く、生命の根幹にかかわる呼吸を意識することは、きっと身体にいい影響があると思うので。
 


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