このコンテンツでは、喫煙に関する話題を二つ紹介します。
 
・ロシアでの喫煙規制
・喫煙は肌年齢を上げる


件について。

ロシアで喫煙規制

雑誌「週刊新潮」でロシアの喫煙規制について報じられていました。
 
ロシアは国民の三人に一人が煙草を吸います。喫煙率の高さはギリシアに次いで世界2位です。
 
ロシアでは年間40万人が喫煙にかかわる理由で亡くなっています。
 
(このコンテンツは週刊新潮2013年3月14日号33ページを参考にして作成しました。当コンテンツの内容は記事掲載当時のものです)
 
 
メドベーチェフ首相は「タバコが原因で、毎年大都市がひとつ消えている」と発言したこともあります。
 
ロシアでは2013年になって喫煙を制限する法案が議会を通過しました。将来は自宅か路上の一角でしか喫煙できない国にしよう、という内容です。2月25日にはプーチン大統領が署名しています。(ちなみにプーチン大統領は嫌煙家だそうです)
 
同年6月1日からは以下の場所での喫煙が禁止されます。
 
・病院や学校など公共の施設
・鉄道や地下鉄の駅
・バスの停留所などから15メートル以内

 
この1年後にはレトストランやカフェが全面禁煙になります。煙草の広告も禁止です。
 
 
愛煙家の多いロシアで、これほど煙草に厳しい法律ができたのは、現在のロシアは人口をいかに増やすかに躍起になっているからです。
 
ロシアは1990年代をピークに人口が減り続けており、加えて男性の平均寿命が58歳にまで落ち込んだこともあります。人口増は国家の優先事項なのです。
 
煙草だけでなく、飲酒も規制されています。
 
昨年にはウォッカの価格を30%引き上げ、夜間の販売も禁止しています。煙草と飲酒を規制して、まずは国民を健康に、というわけですね。
 
しかしロシアでは90年に煙草不足が原因で国民の不満が募り、全国で暴動が起きています。喫煙を過度に締め付けると違法取引の増加や、政権への不満に直結するリスクも考えられるのです。
 
日本でもそうですが、喫煙規制の動きは世界のトレンドといえそうです。
 
「喫煙は体に悪いわけではない」と主張する人もいますが、管理人には信じられません。管理人がこれまでに会った喫煙者は、何がしか体の不調を訴えています。
 
「いやぁ、体調悪くてね」とタバコ吸いながら言ったりしてます。
 
タバコは吸わないに越したことはないのは間違いありませんよ!

タバコは肌年齢を老化させる ポーラ化粧品の調査など

タバコは肌年齢を5歳老化させるそうです。
 
ポーラ化粧品は04年6月から約1年間かけて、女性30万人を対象に喫煙歴やお肌の健康状態を調査しました。
 
喫煙者は全体の23%で、喫煙をする女性はシミやクスミが多く、また肌の色むらなどが目立つことがわかりました。
 
喫煙女性で20歳代より上の世代では、メラニン量が非喫煙者より10~20%ほど多く、約5歳老化が進んでいるという結果も出たのです。
 
・・・ということは、当然副流煙を吸っても同様の悪影響があるわけです。やっぱりタバコはダメですよ!
 
 
喫煙習慣のある男性も、パートナーの女性の前で吸うのは控えたほうが良いのではないでしょうか?女性のシミやクスミを増やすの協力しているようなものですし。
 
というか、サッパリタバコをやめてしまうのが一番ですね。
 
タバコはシミ・クスミだけではなく、シワも増やしてしまいます。
 
アメリカのクリーブランド・クリニックが、22~91歳の男女82名の皮膚の状態と生活習慣の関連を調査しました。
 
その結果、皮膚の老化を表わすシワ、シミ、たるみ、くすみといった要素は、同じ年齢でも喫煙者ほど増加していることがわかりました。
 
この傾向は一日に吸うタバコの本数が多ければ多いほど強かったのです。