「100歳の現役医師」日野原重明先生については、以前私のメルマガなどでお知らせしています。
 
日野原先生の著書「続 生き方上手」に、「日野原先生が実践する10の生活習慣」というコラムがありました。
 
以前お知らせした内容と重なる項目もありますが、先生独特の健康法が興味深かったので、まとめて紹介します。
 
(このコンテンツは日野原医師の著書「続 生きかた上手(Amazon)」204~209ページとネット上の情報を参考に作成しています)

1 少食
日野原先生の一日の食事量は1300kcalです。朝食は三種類の飲み物、昼食は牛乳とビスケット。夕食は野菜たっぷりの食事。
 
 
2 植物油をとる
毎朝のジュースには植物油を大さじ1杯入れて飲みます。肌のハリを保つ効果があり、オリーブ油以外にも植物油ならなんでもOKです。
 
ただし、ヤシ油はNGです。ホットミルクには、細胞を若々しく保つ大豆製剤のレシチンを入れています。
 
 
3 階段は一段飛ばしで
運動不足気味なので、病院や空港、駅でも必ず階段を使います。しかも、なるべく一段飛びで。
 
(むらおより これは私も長いこと習慣にしています!確かにこれは良いですよ。ただし、張りきり過ぎて一段飛ばしで駆け上がったりすると膝を傷めることもあります)
 
 
4 速歩
空港などにある、動く歩道には決して乗りません。動く歩道を歩く人よりもさらに速く歩くよう心がけます。背筋は伸ばして足取りもしっかり、なおかつ軽く歩きます。
 
 
5 いつも笑顔を
年とともに「への字」になりがちな口元を常に鍛えて素敵な笑顔でいる練習をします。
 
 
6 首を回す
日野原先生によると「首の関節を柔らかく保つことが若さを示す」そうで、上下、前後左右に大きく動かした後、左右から自分の真後ろを見るつもりで動かします。最後に大きく回して終わりです。
 
この理由についてちょっと調べてみましたが、いまいちピンときません。何か大きな意味があるのでしょうね。
 
 
7 息を吐き切る
フーッと息を吐いて、吐いて、最後にもう一度フッと吐き切ったあとに吸っています。自然と空気が肺に満ち、健康に良い呼吸ができるそうです。
 
 
8 集中する
時間を有効に使うため、飛行機を待つ時間など少しでも時間があったら詩を作っています。
 
 
9 洋服は自分で購入< おしゃれをすることもよく生きる大事な習慣なのだそうです。先生は昔からスーツやワイシャツなどは自分で選んで買っています。     10 体重、体温、血圧を測る
「自分のからだは、自分で守るもの」であり、そのための第一歩はからだの観察とそれを記録する習慣から。
 
 
プラスワンの習慣として・・・
 
11 若い人と接する
若い人に新しいノウハウを教えてもらうと、新しい発想が沸いてくるのだとか。
 
ちなみに日野原医師はうつぶせ寝を習慣にされています。
 
ただご長寿というだけでなく、現役で活動を続けられた日野原先生が長年の取捨選択を経て、習慣として実践されていた心がけです。大いに参考にすべきではないでしょうか。