ニンニクを食用油に入れて温めると「アホエンオイル」ができます。

アホエンは、ニンニクのアリシンが変化した成分です。
 

 
アホエンを抽出したオイルには複数の健康作用が期待できます。




アホエンオイルの効果 脳活性化も!篠浦伸禎医師「手術前には倍の量」

アホエンオイルには、次のような研究結果があります。
 
・コレステロールの低下
・動脈硬化を防いで血液循環を正常化
・毛細血管を強化
・免疫力の強化

 
これだけではありません。
 

 
Tarzan (ターザン) 2014年 3/13号(Amazon)によると、このアホエンオイルには記憶力・集中力アップとの関連も指摘されています。
 
ネズミを使った実験でも記憶力向上作用が確認されているのです。
 
都立駒込病院の脳神経外科部長である篠浦伸禎医師によると、アホエンを摂取すると海馬周辺の微小な血流が促進されます。
 
篠浦医師は大さじ一杯のアホエンオイルを毎日飲んでいて、記憶力と頭の回転が良くなったと実感しています。
 
集中力が必要な手術のときには、倍の量をとるそうです。




篠浦伸禎医師のアホエンオイル作り方 湯せんで簡単に

アホエンオイルは、ニンニクをオリーブオイルに入れ、加熱して作りますが、温度は70度ほどをキープしなくてはいけません。
 
そのため、私としてはイマイチ作りにくいイメージがあったのですが、篠浦医師のやり方ならとても簡単です。
 
篠浦医師は湯煎でアホエンオイルを作るのです。
作り方は以下のとおりです

・3片のニンニクをみじん切りにする
 
・耐熱容器にオリーブオイル(EXバージンタイプが良い)150ccを入れ、水の入った鍋に傾かないように置いて火にかける
 
・水が沸騰し、オリープオイルも温まったら火を止める
 
・オリープオイルにニンニクを入れてそのまま冷やす
 
・ニンニクをこしてできあがり
 

 
篠浦医師のようにそのまま飲んでも良いですし、パンやサラダにかけるのもアリ。加熱しなければどんな食べ方でもOKです。