沖縄では泡盛を割るときにも使われており、かんきつ類に含まれるフラボノイドの「ノビレチン」という成分がとても多いのが特徴です。

ノビレチンには血糖値や血圧を下げ、がん予防の効果もあるといわれています。
 

 
慶応大学の吉永助手は、がん細胞が腹部に細かく散らばったマウスに、ノビレチン溶液を2週間皮下投与しました。
 
その結果、非投与群マウスのがん細胞が平均69個だったのに対し、投与群は平均7個で、がん細胞の総重量も約10分の1でした。
 
試験管内のがん細胞への投与では2日後、半分に減少しました。