「〇〇は健康に良い」「いや、悪い!」といった意見の対立は、多くの食材に見られます。
 
牛乳はもしかしたら、最も多くそうした論争のタネになっている食材のひとつかもしれません。
 

 
「牛乳を飲んで健康に!」という意見があるかと思えば、「飲んだらダメ!」とする主張もかなり目にします。
 
このコンテンツでは、そうした意見のひとつと私の考えを紹介しています。

高須幹弥医師の牛乳評動画です。
ネガティブな研究結果も紹介されている一方、「少量なら健康の助けになる」というデータもあるそうです。

牛乳が骨粗しょう症の原因となる根拠なし

平成28(2016)年の元日、MSN産経ニュースさんにこんな記事がありました。
 
「牛乳の飲み過ぎで骨粗鬆症に」 繰り返される有害説の根拠は…
www.sankei.com/premium/news/160101/prm1601010056-n1.html
 
「牛乳は身体に悪い」説はかなり有名ですよね。
 
上の産経ニュースでは、有名医師が著書で「牛乳は骨粗鬆症やアレルギー症状を招く」とした件を挙げています。しかし記事としては
 
牛乳が骨粗鬆症を引き起こす科学的根拠はない
 
という主旨です。
 
牛乳はいけないと主張する人は他にもいて、「牛乳は乳がんをひきおこす」旨の本もありますし、こちらこちらのコンテンツで紹介している「料亭の大将(私がお世話になった方です)」も「牛乳飲むと骨粗しょう症になるぞ」と言ってました。
 
まさに上の産経の記事で指摘されているように、牛乳への不安はぬぐえないという人はまだ少なからず存在するようです。

管理人の考え ダイエットの助けにも

管理人は、メルマガや当サイトでも一貫して「飲んでもいいんじゃない?」という立場をとっています。
 
何度かお知らせしているように、血糖値を急に上げない目的で、食前に牛乳を飲む習慣を長いこと続けています。
 
反対派の「牛乳はむしろ骨を弱らせる」という主張にも、私は「ホントかな?」という感じです。私の場合、牛乳を飲まずカルシウム不足気味の食生活を続けると、膝が痛くなることがあります。
 

 
そんな時「あっ、牛乳飲まなきゃ」と飲み始めると、膝の痛みが止まるのです。これは私とては牛乳でカルシウムが補給できたから、と考えています。
 
飲まないことによる弊害は感じても、「飲んだからダメ」という経験は無いのです。(詳しく検査をすれば、牛乳によるデメリットも見つかるのかもしれませんが)
 
先日読んだ某健康雑誌には「牛乳は尿酸値を下げるのに効果的」という記事もありました。
 
乳糖不耐症の方や、牛乳が苦手という方はもちろん飲まなくてもかまいませんが、特に理由がなければ飲んでも別にかまわないと思うのですがいかがでしょうか。