痛風には「かかりやすい性格」があり、
 
「何事ににも競争心を持ち、時間に終われて仕事一筋」
 
という気質は痛風リスクが上がります。

他にも

まじめで几帳面 責任感が強い 焦燥感にとらわれやすい せっかちである いつも全力で仕事をこなす 気が短い イライラしていることが多い 食事が早い 早口でしゃべる

 
という性格の人も注意が必要です。
 
こういった性格の人は、そうでない人よりも痛風になる確率が二倍高くなるそうです。また痛風だけでなく、心臓病にもかかりやすくなります。
 
上で挙げた性格は、他の「病気にかかりやすい性格」でもたびたび登場します。社会的な評価は高いことが多いのでしょうが、健康面からはあまり良くないようです。「ストレスは万病の元」ですし。
 
痛風の発作は激痛を伴いますが、しばらくすると治まります。しかし、痛みが消えても痛風そのものが治ったわけではありません。
 
尿酸値が高いままであれば発作は再発します。
 
さらに放置を続けていると発作が起きる間隔がだんだん短くなり、最終的には痛風発作が慢性的に起きるようになってしまいます。
 
なんとも恐ろしいことです。
 
痛風の発作を予防するには、個人的にはクエン酸の水溶液が良いと考えています。
 
コップ一杯の水に耳かき一杯分のクエン酸を溶かしたものを飲んで発作が出なくなった人が、前の職場にいたのです。(次の記事では黒酢について書いてます)
 
クエン酸は顆粒タイプのものが薬店などで販売されています。

黒酢で痛風発作抑制

ある定食屋さんで食事をしていたら、お店のご主人と健康の話になりました。(私が話をふったのですが)
 
ご主人は痛風の発作が時々出ていたのですが、「あれを飲むようになったら治まったんですよ」と指差したその先には・・・
 
 
黒酢がありました。
 
 
黒酢をキャップ一杯ずつ飲んでいるそうです。
 
「酸っぱいもの」が痛風の発作を抑えることはかなり知られているのではないでしょうか。
 
痛風は尿酸値が高くなると発症します。
 
酸っぱいものは体内で分解されると、血液や尿をアルカリ性に傾ける作用があります。血液や尿がアルカリ性になると、尿酸が多く溶けて排出量が増え、血液中の尿酸値が低下します。
 
結果的に痛風の発作が抑えられます。
 
 
痛風の発作といえば、その痛みが強調されがちですが、高尿酸値状態が本当に恐ろしいのは腎障害や、合併症による心臓・脳障害を引き起こすことです。
 
酸っぱいもので発作を抑えても、尿酸値を高くする根本原因が解決されたわけではありません。
 
過度の飲酒は控える、野菜や海藻を多くとるなど、生活習慣を見直さなければ本当の改善とは言えません。