白髪は一度生えてしまうと染めない限り元の色には戻りません。
 
白髪は自然脱毛の際に、色素細胞(メラノサイト)も同時に失われてしまうために発生します。
 
健康な頭皮であれば、次に毛髪が生えるときに色素細胞が再配置されて黒い髪が生えるのですが、何らかの理由で色素細胞が配置されないと白髪が生えることになります。

白髪の主な原因には遺伝や加齢、生活習慣といったものがあります。
 
病気やストレスで進行のスピードが速くなることがありますが、生活習慣の改善である程度の予防は可能です。
 
食事の際には亜鉛や銅を多く含むカキ、納豆、アーモンドを意識して食べましょう。髪の毛の原料となるたんぱく質やビタミン類も必要です。
 
 
頭皮を清潔に保ち、適度な運動をして血液の循環を良くすることも忘れずに。
 
「ストレスを受けると白髪が増える」のは、ストレスを受けると血管が収縮し、毛母細胞への血流が減少してしまうからだと考えられています。
 
(ただし、どれほど強烈なストレスを受けたとしても一日で髪の毛が真っ白になってしまうということは無いようです)
 
白髪はまれに特定の病気によっても引き起こされます。
 
甲状腺疾患 貧血 胃腸疾患 マラリア
 
といった病気になると白髪が急に増えることがあります。