歴史上の人物と歯の話

アメリカの初代大統領ジョージワシントンは28歳から入れ歯(なんと木製!)を使い、歯を失い続けて晩年には自前の歯は1本しか残っていませんでした。
 
最後には総入れ歯になってしまったそうです。
 
 
これほど歯を失ったのは24歳から歯槽膿漏(歯周病)になったからです。
 

大統領選の三選に立候補しなかったのは、入れ歯のために演説がまともにできなくなり、人前に出るのが嫌になったからという説もあります。
 
 
歯を失っていく過程での容貌の変化が年代別の肖像画に表されています。
 
アメリカの1ドル紙幣の写真でワシントンが口をしっかり閉じているのは、木製の入れ歯のバネが強力で口から出ないようにしているからなのだそうです。
 
そう言われると口を必死に閉じているようにも見えます。(上の画像参照)
 
 
小林一茶も、50歳で全ての歯を失っています。
 
ちなみに一茶は52歳の時に28歳の妻きくを迎え、三男一女を授かりますが、いずれも幼くして亡くなっています。
 
継母や弟と父の遺産に関して長いこと争ったそうです。家庭的にはあまり恵まれなかったと言えるかもしれません。
 
 
エリザベス一世も生涯虫歯に悩まされ、歯が黒かったそうです。あまりの歯痛に公式の謁見を何度も中止しています。
 
上流階級では砂糖を食べるようになったため、虫歯が流行したのです。
 
 
ちなみにエリザベス一世の肖像画には影(つまりシワ)は描かれていません。
 
これは女王が老いる姿を国民に見せないためであり、国民を安心させるための政治的な意味合いが込められています。
 

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