40歳を過ぎると身体の筋肉は年に1%ずつ萎縮するといわれています。
 
つまり、70歳を過ぎると筋肉量は全盛期の7割以下になってしまうのです。
 
もし寝たきりの状態になると、筋肉萎縮のペースはなんと2日で1%にまで加速します。

もともと筋肉の少ない女性は特に注意が必要で、40歳を過ぎたあたりから筋トレによる「貯筋」を進めておくと、年をとってからの活動が楽になります。
 
年1%の筋肉萎縮を防ぐためには週2日以上の筋トレが必要です。
 

 
太ももの前にあり、歩行や立ち上がる際に使う大腿四頭筋は特に衰えやすいのでスクワット運動は必ず実践しましょう。
 
筋肉をつけると筋肉を維持するためのエネルギーが増えるため基礎代謝が上がり太りにくくなるのはよく知られています。
 
加えて、筋肉からは脂肪の分解を促す物質も分泌されるので、さらに肥満予防効果が期待できます。
 
テレビなどによく出てくる「筋年齢」の目標は実年齢の7割が目安になります。50歳の人は「筋年齢35歳」を目指しましょう。
 
筋トレに加えてストレッチや柔軟体操を毎日、有酸素運動を週4日できれば理想的です。