温泉の健康効果 飲泉を飲むタイミングなど

「湯治」という言葉があるように、温泉には様々な健康効果があります。
 
温泉入浴は循環器系にも良い作用をもたらします。血圧を下げてくれる効果もあります。
 
温泉中の炭酸ガスや硫化水素は血管拡張作用があるので、血圧を低下させるのです。
 

血管を柔らかく 血圧も下げる

お湯につかること自体が血管をしなやかにしてくれます。40度ほどのお湯に繰り返しつかることで血管内皮細胞の働きが活発になり、一酸化窒素が大量に作られます。
 
一酸化窒素は血管を拡張し、動脈硬化を防ぐ働きがあります。つまり、温泉の温熱効果で血管が若返るのです。
 
 
お湯の含有成分や温熱効果だけでなく、温泉の雰囲気も見逃せません。
 
豊かな自然に囲まれた温泉に入ると副交感神経が活発になります。リラックスできて緊張もほぐれ、ストレスで収縮した血管もゆるんでくれます。
 
 
血管・血圧に好ましい温泉ですが、注意点もあります。
 
入った後は水分補給を忘れないようにしましょう。湯温が高めなら特に意識して飲まなくてはいけません。
 
また露天風呂で外気とお湯の温度差が大きいと、血圧の乱高下を起こします。寒い時期は、事故を防ぐために室内の入浴が好ましいといえます。
 
 
ちなみに、長寿県として有名な長野県は、温泉を備えた公衆浴場の数は全国で最も多く、また県内にはお年寄りへの優待制度を設けている温泉地もあります。
 
いきおい県民は温泉の利用が増えます。
 
長野県民にご長寿さんが多いのは、温泉が健康に一役かっているからではないでしょうか。
 

飲泉はいつ飲む?有馬サイダーも

温泉の健康効果を得られるのは「浸かる」だけではありません。
 
温泉によってはお湯を飲める「飲泉」もあります。温泉水を飲むことで湯治効果をさらに高める効果が期待できるのです。
 
 
飲泉は、多くの場合空腹時に飲むのが効果的です。
 
例外として「鉄泉」、「放射能泉」、「ヨウ素を含む温泉」は食後に飲んだ方が良いとされています。
 
 
炭酸泉は昔から飲泉が行われており、「霊泉」と呼ばれて薬効が昔から珍重されています。
 
明治・大正の時代にはサイダー飲料の原料に炭酸泉が使われていたこともあるそうです。
 
有名な有馬温泉の「有馬サイダー」は明治41年に製造が始まっています。
 
有馬サイダーは大正15年に製造が停止してしまいますが、2002年の秋に昔ながらのデザインのラベルと共に復活しました。
 
現在では土産物として大変な人気を博しています。
 
有馬サイダー 330ml瓶 24本入
有馬サイダー 330ml瓶 24本入
 
ちなみに、有馬温泉の炭酸泉は発見された当時「毒泉」として恐れられていたそうです。周囲の二酸化炭素濃度が高く、鳥や虫が死んでいたためです。
 
 
飲泉は湯治の一環として行われていますが、「飲泉」として提供されていない温泉を飲むのはNGです。
 
泉質によっては飲用に適していないものがあり、中にはヒ素や水銀を含んでいる場合もあるからです。掛け流しであってもダメです。
 
飲泉には保健所から飲泉許可を取得する必要があります。
 
からだにいい 飲泉 湯治の旅
からだにいい 飲泉 湯治の旅

コメントを残す