女優の永作博美さんは、小さい頃は大変な偏食家でした。
 
肉や生魚だけでなく、エビ、カニなどの甲殻類、キノコ類も食べられませんでした。
 
本人いわく
 
「ご飯と味噌汁、食べられる野菜だけで生きていた」
「ほとんどたんぱく質をとらずに生きてきた」

 
のだとか。
 
(このコンテンツは2009年12月26日付日経プラスワン、雑誌「日経ヘルス」2015年1月号13ページを参考にしています。当コンテンツの内容は記事掲載当時のものです)

永作さんのお母さんは肉が嫌いだったため、食卓に肉を並べなかったのです。お母さんが好き嫌いが多かったため、子供の永作さんも偏食のまま育ちました。
 
偏食を克服するよう意識し始めたのは芸能界にデビューした後のことです。
 
地方や海外へロケに行くと、美味しい食べ物に出会う機会がたくさんあります。そんな仕事が続くと「好き嫌いをしていては恥ずかしい」と思うようになったのです。
 
 
苦手だったステーキを口にしたのはハワイでした。
 
周囲が美味しそうに食べるのにつられて、「気合いを入れて」食べてみたら「あ、美味しいかも」と感じたそうです。
 
ひとつ食べられるようになったら、別の食べ物にも挑戦しようという気になり、苦手意識もみるみる無くなっていきました。
 
 
偏食だった永作さんですが、人をもてなすための料理はずっと大好きで、「キッチンにいつまでも居られる」くらい好きなのだそうです。アイドルとして活動していた時期に調理師免許も取得しています。
 
休みには自宅で友人を招いて手料理を振る舞います。
 
玉ねぎ
 
「血液サラサラ」効果を期待して、生のタマネギを食べるようにもなりました。
 
永作さんのお父さんが、以前の血液検査で「血液ドロドロ」と診断されたことがありました。
 
それからお母さんが生タマネギのスライスを作り、しばらくお父さんに食べさせたところ、次の検査では「サラサラ」になっていたそうです。
 
 
以来永作さんも生タマネギを食べるようになりました。生だと「口の中がスッキリするので大好き」なのだそうです。
 
足裏マッサージにもはまっていて、肩こりに対応する足裏の反射区や、手の人差し指側の親指付け根を押しています。
 
水分補給には、体温に近い温かいお湯を飲んでいます。朝からお湯をわかし、仕事に携帯して持っていきます。
 
寝る際の腹式呼吸も習慣にしています。副交感神経を優位にしてリラックスし、よく眠るためです。