女優の風吹ジュンさんは、40歳で離婚した後、二人の子供を養うため、女優として地位を確立しようとスケジュールを仕事で埋め尽くしました。
 
朝、昼、夜に15分や30分といった仮眠をとって仕事を続けるという、無茶な生活を続けたのです。
 
それでも40代は何とか乗り切れたのですが、50代に入ってからひどく疲れやすくなりました。
 
(このコンテンツは雑誌「ためしてガッテン」vol.24 2014年秋号12~15ページを参考にしています)

それまでは仕事が続いても気力でどうにかなっていたのに、50代からは疲れてやる気がなくなってしまうことも。
 
どうしたものかと医師に相談したところ、ホルモンバランスの低下が原因らしい、とわかりました。
 
それから体調を回復させるべく、食事内容を見直し、運動も始めることにしました。
 
具体的には・・・
 
体質的に消化しにくい食品を調べてそれを口にしない
身体の中心を鍛えるピラティスを行う

 
・・・といったことです。
 
 
ピラティスでは小さなバランスボールに座ったり、片足立ちでバランスをとるなどして、背骨まわりや腰周辺の筋肉を鍛えます。
 
 
こうした努力の結果、チベットの奥地を旅できるほど体力が回復しました。
 
チベットの標高5千メートル近い奥地を、24時間旅するなど、いまでは年一回旅をしているそうです。
 
風吹さんいわく、「40代より、いまのほうがずっと体力がある」のだとか。