がん治療の生存率 病院間での違い

05年の調査では、がん治療5年後の生存率が病院によって最大20%も差があることがわかっています。
 
「全国がんセンター協議会(30病院加盟)」に加盟している病院の中で胃がん、肺がん、乳がんについて、治療から5年後の生存率を比較したところ、13~20%の差があることが厚生労働省の調査でわかりました。
 

国公立のがん専門病院でこれだけの差があるので、一般の病院ではさらに大きな格差があると考えられています。
 
また、07年5月12日付の読売新聞には

肺、肝臓、胃など13種類のがんの治療においては、治療件数が多い病院ほど患者の5年生存率(がんが治癒したと考えられる目安)が高くなる。

という記事がありました。
 
こちらは約7万人のデータを基に大阪府立成人病センターの調査グループが発表しています。
 
 
肝臓がんの場合、治療件数が最も多い病院と最も少ない病院では5年生存率に3倍以上の開きがありました。
(治療件数が最も多い病院では34.4%、最も少ない病院では10.4%)
 
日経病院ランキング がん治療の実力病院ランキング
日経病院ランキング がん治療の実力病院ランキング
 
肺がんでは極少件数病院(治療件数で病院を4グループに分けた時の最少件数グループにはいる病院)での死亡危険性は多件数病院(同4グループ中の最多件数グループ)の1.8倍、前立腺がんでは2.7倍に達しました。
 
この他、食道・卵巣がんでも治療件数が少ない病院ほど死亡の危険性は高くなりました。
 
反面、胃、大腸、乳がんでは治療件数で差は少なく、極少件数病院の危険性だけは明らかに高くなりました。
 

コメントを残す