アンジェリーナジョリーさん 乳がん予防で乳房切除

女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がんの予防措置として、両乳房の切除手術を受けましたね。
 
切除したのは2013年2月で、そのおよそ2ヵ月後には乳房の再建手術を受けたそうです。
 
共同通信の配信記事を以下にまとめます。

・アンジェリーナ・ジョリーさんは医師から「乳がんになる可能性が87%」と説明された
 
・切除手術を決断したのは、母親がかんで約10年間闘病生活を送り、56歳で他界したことも影響している
 
・この手術により乳がんになる可能性は5%未満にまで低下した
 
・この過程を公表した理由として、本人は「私の経験が他の女性の役に立てばと思った」としている

要は
 
「乳がんになるリスクが非常に高いと医師から告げられたため、前もって乳房を切除し、その後乳房再建手術を受けた」
 
というわけです。
本人は「私の経験が他の女性に役立てば」とコメントしています。
 
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今回の決断にケチをつけるわけではありませんが、
 
「乳がんのリスクが高い」と告知された一般女性で、乳房を切除し、その後再建手術を受けられる一般女性がどれほどいるでしょうか?
 
 
ほとんどの女性は、自分の乳がん発症リスクがどれくらいかすら知らないはずです。
 
アンジェリーナ・ジョリーさんのケースって、かなり特殊じゃありませんか?
 
 
私としては、

・定期的に乳がん検査を受ける
 
・不幸にも発症してしまったら、早期に手術をして乳がんを克服する
 
・痛くないマンモグラフィ検査の開発・普及
 
・がん発症リスク算出の信ぴょう性を上げる

といったことの周知や啓蒙活動をしてくれたら良かったのになぁ、と思います。
 
一般女性にとっては、アンジェリーナ・ジョリーさんに
 
「たとえ乳がんになっても、早期に処置をすれば大丈夫!」
 
と言って(場合によっては身をもって証明して)くれたほうがはるかに力になるのではないでしょうか。
 
 
もしかしたらアメリカでは「乳房をとってしまう」という発想が一般的なのでしょうか?(ちなみに、この手術は日本でも受けられるようになりそうです。下の記事をご覧ください)
 
今後の経過に注目したいものです。
 

乳がん対策の乳房切除手術 日本でも 費用は?

上の記事で紹介した、アンジェリーナジョリーさんの手術は近い将来、この予防手術が日本でも受けられそうです。
 
MSN産経ニュースさんの記事のポイントをまとめます。
 
国内でも乳がん対策 聖路加病院が承認
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130520/scn13052021090004-n1.htm
(現在は削除されています)

■乳がん予防を目的とした乳房の切除・再建手術について、東京都の聖路加国際病院が院内の倫理委員会で実施の承認を受けていた(2013 5/20)
 
■がん研究会有明病院(東京都)も同様の準備を進めている
 
■聖路加国際病院の基準では、遺伝性乳がんに関する遺伝子「BRCA1」か「BRCA2」に変異が見つかった場合に手術の対象となる
 
■現時点では、この切除手術は保険の適用外  また、乳がんのリスクを調べる遺伝子検査は国内80ヶ所以上の医療機関で受けられる

乳がん発症のリスクが高い女性が、あらかじめ乳房を切除する手術は日本でも実施目前(上記事掲載時点)だったのですね。
 
個人的には少々違和感を感じますが、乳がんになるかもしれないと危機感を感じる女性にとっては、選択肢が増えるのは良いことではないでしょうか。
 
費用がどれほどかかるかというと、こちらの記事によると、
 
アンジェリーナ・ジョリーが公表した「乳房予防切除」って何? 費用や懸念は?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130527-00010002-wordleaf-hlth&p=2
 
・遺伝子検査は10数万円から40万円弱
・乳房予防切除手術は100万円以上

 
なのだそうです。
 
 
保険適用無しならもちろん、適用されてもかなり高額になりそうですね。
 
検査を欠かさずやって、がんが見つかったら早期に対処する、従来のやり方がしばらくは続きそうです。
 

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