美人囲碁棋士梅沢由香里さんは04年の11月ごろ、何となくだるい、やる気が出ないといったといった症状に悩まされていました。

健康診断を受けた結果、リンパ液の流れが悪いと診断され、甘いものと肉類を控えるように言われました。
 
それから野菜中心の食事を一ヶ月ほど続けたところ、驚くほど体調が良くなり、だるさも消え、気分爽快で感情の起伏も無くなったそうです。

囲碁セラピー 対局を通じてコミュニケーション

梅沢さんは自身のホームページで「囲碁セラピー」を紹介しています。囲碁セラピーとは、フリージャーナリストの横内猛氏が提唱しているもので、
 
・囲碁を楽しむことによる右脳刺激
・囲碁を通じて人とのコミュニケーションを楽しむ

 
といった良い効果を得るものです。
 
囲碁
 
梅沢棋士のホームページから引用致します。

囲碁によるコミュニケーションが大変役に立つということです。
 
それは、私たちがともすれば見失いがちな人間関係の原点である「人と人との和」が囲碁を通じて生まれるからなのでしょう。
 
私自身、碁を通じていろいろな方にお会いすることが出来ました。
 
囲碁で生まれる人間関係には独特の仲間意識があり、初対面でもすぐ打ち解けることができます。
 
年齢・性別・国境も関係なく誰でも結び付けてしまう黒白の対話には、不思議な力があります。
 
また「いじめ問題」をきっかけに、幼稚園・保育園を中心に囲碁普及を始めた安田プロは、単に囲碁を教えるのではなく、保育・教育の一環として囲碁は役立つということで普及しておられ、最近は障害者施設でも囲碁の素晴らしさ、効用が実証されてきていると話しを聞きました。
 
人それぞれ違った囲碁の効用を総称して「囲碁セラピー」、なかなか好い言葉です。囲碁で皆さんの楽しむ顔がみたいものです。

囲碁も将棋も、世代や親子、性別関係なく楽しめます。コミュニケーションのツールとしては確かにもってこいです。
 
「囲碁セラピー」という言葉はまだ一般的とは言えないかも知れませんが、人と人とのつながりが希薄化しているといわれる現代では、これから受け入れられる考え方ではないでしょうか。