アニソンの帝王と呼ばれる水木一郎さんは、かつて「糖尿病予備軍寸前」と診断されたことがあります。

その時はベスト体重も超えており、これはいかんと食事や運動を意識するようになりました。
 
このコンテンツでは、水木さんの糖尿病対策や糖尿病と蒸留酒についてまとめています。
 
(このコンテンツは平成23年9月8日 九州スポーツ新聞「有名人の健康悩み相談室」を参考にしています。当コンテンツの内容は記事掲載当時のものです)

水木さんの糖尿病対策 山登りやお酒

水木さんはお酒が大好きでよく飲んでいたのですが、2011年の夏、医師から
 
「このままでは糖尿病の予備軍になりますよ」
 
と警告されました。
 
1ヵ月以内に改善が見られなかったら、薬物治療が必要と診断されたのです。
 
ベスト体重は65kgなのですが、当時は70kgを超えていました。
 

 
それから食事を気をつけるようになり、運動も心がけました。1日に2時間半歩いたり、山登りもしたそうです。
 
その結果5kgほど減量でき、再検査の結果は問題ありませんでした。
 
昔はジムで運動した後、ビールを飲んでいましたが、いまは1日おいてから焼酎やビールを飲むようにしています。

蒸留酒ならOKはホント?

糖尿病予防といえば、「醸造酒はダメだが、蒸留酒ならOK」という話を聞いたことはないでしょうか?
 
つまり、醸造酒である日本酒やワインはダメだが、蒸留酒の焼酎やウイスキーなら、糖尿病でも飲める、という解釈なのですが、これはどうやら間違っているようです。
 
ウィスキーのロック
 
何を隠そう、お酒メーカー大手・月桂冠さんのホームページにこんな記述があるのです。
 
飲酒の心得
gekkeikan.co.jp/enjoy/prescription/health/health02.html
(現在この記事は削除されています)
 
一部引用させて頂きます。

「糖尿病に蒸溜酒は良いが、醸造酒は避けるべきだ」というのは俗説であり間違った情報です。
 
なるほど、かつては食事療法で糖質の制限のみを言われ、蒸溜酒ならかまわないと認識されていました。最近の医学では、摂取総カロリーの制限が何よりも大切だとされています。
 
(中略)
 
酒類では、アルコール度数の高いものほどカロリーは高く、アルコール度数が高い酒を多量に飲酒し続けるとカロリーの摂り過ぎとなります。

糖尿病を気にする必要がないように、適度な摂取カロリーと運動を日頃から心がけることが何よりも大事です。