パンチドランカー症状について 現代で発症するケースは少ないですが

ボクシングWBC世界スーパーフライ級王者(06年2月 現在)徳山昌守選手は、試合前に遺書をしたため、試合後に破り捨てているそうです。
 
ボクシングはそれほど過酷なスポーツなのでしょう。
 
パンチドランカー症状に言及した本は、実はあまりありません。
 

管理人が利用している図書館を調べてみても、同症状をメインでとりあげた資料は見あたりませんでした。章の一部で簡単に扱ってあるものがほとんどです。
(書蔵庫を探してもらえばあったのかもしれませんが)
 
 
ボクサーの脳を調べると、大脳新皮質に萎縮が見られるケースが多く、成功をおさめている、あるいは試合数の多いボクサーほど萎縮が進んでいるとの調査結果もあります。
 
 
脳は豆腐のように柔らかい臓器であるため、勝利のために頭をメインで狙うパンチの衝撃が脳にダメージを与えることは容易に想像がつきます。
 
 
パンチドランカーとは頭部の外傷後に生じる脳機能障害のことで、以下のような症状が見られます。

・認知障害(記銘力障害、集中力障害、遂行機能障害、判断力の低下など)
 
・人格障害(感情易変、暴力などの攻撃性増大、幼稚、性的羞恥心の低下、病的嫉妬、被害妄想など)

これらの症状が進むと社会生活を営むことが困難になります。
 
ただし現在は、「パンチドランカー」という言葉自体が死語になっている印象があります。
 
これは最近のボクシング界がボクサー保護に力を入れており、選手が脳に深刻なダメージを受けるケースが減っているからと考えられます。
 
好ましい傾向ではありますが、競技中の事故はいまも時折発生します。ボクシングが危険で過酷な競技であることに変わりはありません。
 


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