認知症発症を左右する要素 性格や食生活 性別も

認知症になるかどうかを左右する因子をまとめます。
 
年をとって認知症になるかどうかは、後天的な要素によるところも大きいようです。
 

認知症になりやすい、なりにくい性格

認知症にかからない人に共通した性格は
 
「開放的」「積極的」「明るい」「正義感が強い」
 
といったもので、逆に認知症老人の発症前の特徴としては
 
「わがまま」「頑固」「閉鎖的」「気性が激しい」
 
など、非協調的、非社交的な性格があげられています。

認知症になりやすい食習慣

甘いもの

認知症患者の発症前の食習慣を調べると、「甘い菓子類」や「甘い清涼飲料」を多くとる傾向があることがわかっています。
 
これは脳血管性、アルツハイマー型、および二つの混合型全てに共通した特徴です。

魚と野菜の摂取量が少ない

オランダで行われた、認知症と食事の関連を調べた大規模な調査では、野菜と果物の摂取が認知症を2種類とも予防する効果があると結論付けています。
 
また日本の調査でも、女性のアルツハイマー患者は、緑黄色野菜や海藻の不足による微量栄養素の欠乏が顕著でした。
 
815人を約4年間追跡調査したアメリカの研究によると、魚をよく食べる人は、魚を全く食べない人に比べてアルツハイマー型認知症になる確率が60%も少ないことがわかりました。

認知症と性別

アルツハイマー型認知症では、女性の発病率が男性の1.5~2.5倍になっており、女性ホルモンが関わっていると考えられています。
 
女性ホルモンであるエストロゲンは神経細胞を保護する働きがあり、さらに神経細胞を破壊するβアミロイドの生成も防ぎます。
 
加えてエストロゲンは脳の血管壁を強くするので、脳血管性の認知症を予防する効果も持っているのです。
 
女性が閉経を迎えてしまうと、このエストロゲンの分泌が激減してしまいます。
 
つまり、認知症を防ぐ非常に強力な武器が少なくなってしまうわけです。そのため閉経後の女性は認知症の危険度が高まるのです。
 


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