長谷接骨院の長谷慎一院長は、「足の裏湿布法」を提唱されています。
 
文字どおり足の裏に湿布を貼る健康法で、メディアで紹介されると大変な反響を呼びました。
 
 
足裏健康法といえば、リフレクシソロジーが代表的です。
 

リフレクソロジーが足の裏を指で刺激するのに対し、足の裏湿布法は湿布で刺激するわけです。
 
 
足の裏湿布法は「簡単」「安い」「即効性がある」のがポイントです。
 
腰痛等の改善だけでなく、ダイエット効果も期待でき、一週間程度で1~2kgの減量に成功した例もあるそうです。
 
 
このような効果を発揮するのも、足の裏にある「反射区」を湿布によって刺激するからです。
 
足の裏には全身の反射区が存在していて、適切な刺激を受ければ対応する臓器や器官、部位を活性化する作用があります。
 
実際に足裏湿布を行うには、改善したい臓器の反射区に湿布を貼ればOKです。
 
 
ただし注意点もあります。
 
複数の症状がある場合は湿布を貼る反射区は二か所までにしてください。
 
 
三か所以上貼ってしまうと、足の裏が湿布だらけになって刺激が分散されてしまうのです。症状が三つ以上ある場合、まず症状が重い二つの症状を優先させて下さい。
 
どちらかの症状が改善したら、残りの症状に対応する反射区に湿布を貼るのです。
 
 
湿布はどのようなタイプでも使えますが、薄いタイプのほうがはがれにくくて使いやすいです。
 
温湿布と冷湿布のどちらを使ってもOKです。冷え症がある場合は温湿布がおすすめです。
 
その他の注意点を挙げます。
 
・貼る前に三分ほど反射区をもむ
・湿布は必ず両足に貼る
・湿布は一日一回貼り替える 貼る時間は24時間が上限

 
足の裏湿布は貼ったまま寝ても構いません。
 
気になる症状がある場合は一度試してみてはいかかでしょうか。